美味しいジャカルタ⑤ アヤム・カンプン・バカカ

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美味しいジャカルタシリーズ第五弾はジャカルタを少し離れてバンドンという街で食した美味しいローカルフードについてです。私が行ったタイミングではローカルしかいなくて、そういった意味でも良い経験をさせてもらいました。連れて行ってくれてありがとう!

アヤム・カンプン・バカカ(Ayam Kampung Bakakak)
お店を代表する一品。ローカルいわく、家族が集まる行事やお祝いなどで食べる料理とのこと。「バカカ(Bekakak)」とは、鶏を丸ごと一羽開いて豪快に焼き上げるスンダの伝統的な調理法。ここのバカカは、あらかじめ煮込んだり揚げたりせず、独自の秘伝スパイスを何度も塗り込みながら約90分間じっくりと炭火で直火焼きにします。外は香ばしく、中は驚くほど柔らかくホロホロに仕上がっています。

この料理、3つの言葉からなっていますが、それぞれの言葉の意味は以下の通り。
アヤム(Ayam): 鶏(とり)
カンプン(Kampung): 田舎・村。インドネシアで「アヤム・カンプン」と言うと、ケージで飼育された一般的なブロイラーではなく、放し飼いで育てられた引き締まった地鶏を指します。
バカカ(Bakakak / Bekakak): スンダ語で「鶏を丸ごと一羽、胸から真っ二つに開いて(観音開きにして)平らにした状態」を指します。

ちなみにこのレストランに連れて行ってくれたローカルはスンダ族をルートにする人で。この料理を日本人の私に紹介できるのを嬉しそうにしてくれた様子でした!

気になる味は?
とにかく美味しいの一言!スパイスが適度に効いていて、チキンの身はしまってる感じでとてもジューシー。チキン一羽をプレートに並べて提供されました。ゲストということもあり、好きな部位を食べてと言ってもらいました。結局一羽では足りず追加しました。笑

「NASI LIWET TERI(ナシ・リウェット・テリ)」
合わせてオーダーしてくれた炊き込みゴハンが出汁を感じる絶品でした!このゴハンは、「スンダ風(西ジャワ)ナシ・リウェット」の最も王道であり、ローカルに一番愛されている「小魚(カタクチイワシ)入りの伝統炊き込みご飯」です。

この料理も3つの言葉からなっていますが、それぞれの言葉の意味は以下の通り。
Nasi(ナシ): 炊いたご飯
Liwet(リウェット): ハーブや出汁で炊き上げる調理法
Teri(テリ): カタクチイワシなどの小さな魚(日本のシラスや煮干し、ちりめんじゃこに近いもの)

ちなみにこのレストランで提供されるお米はオーガニックとのこと。近年、インドネシア(特にジャカルタやバンドンなどの都市部)では健康志向や環境意識の高まりから、このオーガニック米が非常に注目されています。このレストランでは、自社ファームで化学肥料や農薬を使わずに育てたこだわりの「Beras Organik(オーガニック米)」が使用されており、それが美味しさと安心の理由としてアピールされているようです。

RM Abah Harja(ルマー・マカン・アバ・ハルジャ)
今回絶品を堪能したレストランはRM Abah Harja(ルマー・マカン・アバ・ハルジャ)です。行き方は…分かりません。タクシーでここに行きたいと言ってください。笑

現地で大きな話題を集め、長い行列ができることで知られる大人気のスンダ料理(西ジャワの伝統料理)レストランです。我々が訪問した時も30分ぐらい待ちましたが、待つ価値が充分にある味と経験をさせてもらいました。

究極の「ファーム・トゥ・テーブル(地産地消)」
ここからは後で調べた情報です。
このレストランの最大の特徴は、提供する料理の主要な食材を自社で生産・管理しているとのこと。

  • 自家栽培のこだわり米: レストランの運営元が自前の田んぼを所有しており、収穫した籾(もみ)を自社の精米所で精米して店舗に届けています。そのため、炊き上がったご飯(Nasi Liwetなど)が非常にふっくらとしていて美味しいと評判です。
  • 厳選された契約ファームの鶏肉: 看板メニューに使う鶏肉は、西ジャワ州スカブミ(Sukabumi)にある専用の農場で育てられた、生後約3ヶ月(約750g)の若い「アヤム・カンプン(地鶏)」のみを使用しています。トウモロコシを多く配合した特別な飼料で育てられているため、肉質が非常に新鮮でジューシーです。

お腹もいっぱいになる魅力的な体験でした。
バンドンに行く機会がありましたら是非立ち寄ってくださいね。
それではみなさん良い旅を!

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