仕事がら年に数回海外に出張します。何度も行くところもあれば、初めて行くところもあり。守備範囲はアメリカ、アジア、ヨーロッパ。たくさんの良い思い出と苦い思い出があります。
そういえばみなさんは出張が決まってからどういう準備をしますか?
出張組み立てのプロ
仕事の中でハッキリと誰にも負けないと胸を張れるのが出張の組み立てです。アテンダーを自称しているぐらいです。
初めての海外出張
人生で初めての海外出張はアメリカのマイアミビーチでした。大きな展示会(その場で仕入れる)に当時勤めていた会社の社長と営業本部長とぺーぺー(私のこと)の3名で行ったのですが、そこで鍛えられたのが全ての始まりです。ちなみにその時アメリカに行くのも初めてで、銃社会であるアメリカにかなりビビり倒していた記憶があります。
広い展示会場を駆け回り、価格を交渉して、仕入れた商品を会場内のシッピング会社に手で運んで、文字通り汗かいて一日仕事をして、夜になったらお偉いさん2人のケア。ホテルに戻ったら仕事のメールチェックして、仕入れた商品をリスト化して、次の日に備えて寝るの繰り返しでした。
滞在何日目だったか忘れましたが、同行していた社長がステーキを食べたいと言い出し、どこか良いレストランを知らないかと私に聞きました。先ほど言いましたが、初のアメリカ、初マイアミビーチ、お偉いさん2人も同じくマイアミビーチは初。今ならGoogle Mapで検索すれば一発で解決するでしょうが、当時はまだそこまでの検索機能はありませんでした。
ステーキレストランの場所が分からないのでホテルの人に聞いてきます、と柔らかく返事をしたつもりだったのですが、おそらく内心「知らんし」と思っていたのが顔に出てしまっていたのか分かりませんが、社長にしっかり叱られました。「なんで前もって調べないんだ?」との名言までいただきました。
アメリカで何食べたくなるかなんて分からんだろ!と内心思いながら、すいません、すいません、と言い続けたような記憶があります。
社長の好き嫌いが全て
中小企業あるあるかと思いますが、ワンマン社長に嫌われたら終わりです。笑
そのやり取りを横で見ていた営業本部長にああいう時はこうするんだ的なアドアイスをいただいた記憶があります。具体的な内容は覚えてませんが、知らないことを聞かれたときの受け答えや、事前準備の大切さを話されていたかと思います。
飲み会の幹事ができる人は仕事もできる
令和の時代に納得していただけるかは分かりませんが、これは本当だと思います。幹事に求められる日程調整、予算管理、お店までの経路連絡、支払いのとりまとめなどなど、実は仕事に繋がることが多い。若い方はあまりお酒を飲まないと言われていますが、もし会社とかで幹事をやる機会があったら、ホスピタリティーマインドを全開にして一度やってみてください。良い飲み会を切り盛りすると実は社内評価は上がります。
事前準備の大切さ
出張も飲み会も仕事も、事前準備で結果は絶対に変わってきます。極端な例かもしれませんが、取引先と商談する時に何も考えず手ぶらで臨むのと、取引先との現状を考えて何を話そうか、何を聞き出そうかなど少しでも考えって臨むのでは違いますよね。どういう結果を得たいか、からの逆算で何を話すかを組み立てるとなおベター。そして事前準備に終わりはないです。どこまでも考えられるし、いくらでも準備できる。みなさんにも頭フル回転で備えった状態で商談には臨んでほしいです。
最強のアテンダー
結果、出張において自分よりも組み立てが上手い人はいないと思うぐらいのアテンダーを自負しています。笑
もし出張の組み立て(接待込み)でお困りでしたらお声がけください。きっと良いアドバイスができると思います。
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