感動を活力に生きる

海外情報

中年になると涙もろくなる一方で物事への関心や感動が薄くなる気がしていました。
4月の中旬から人生最長の出張に行く機会をいただき初めてクアラルンプール(マレーシア)とメルボルン(オーストラリア)に行きましたが、初めて見る場所にたくさん行かせていただき、初めて会う人たちにたくさん出会うことができ、感動の連続を経験させていただきました。
ご招待いただいたお取引先さまには心から感謝。
海外に行くたびに思うのですが、極東の日本に生まれ育った自分と、それぞれの土地で育った人たちの人生がこのタイミングでクロスすることに毎回灌漑深さを感じます。これを縁と呼ばずして何を縁と呼ぶのでしょうか。

『縁』 
英語に訳すとどの言葉があてはまるのかと考えました。Fate?Destiny?Mean?Connection?
文脈によってはこれらの言葉を縁を表す言葉として使えると思いますが、ドンズバで『縁』を表す言葉はないなと思い、日本人独特の感性や感覚を含んだ言葉なんだと改めて思いました。
そして自分はこの『縁』を大切にすることで、人生の幅は広がるし、しいてはビジネスの幅も広げることができると思っています。
ただし、そこに利己的なマインドがあるとこの縁は縁とならず、利他的であることによってこの縁の力は発動するのだとも考えています。

息苦しい東京
日本をないがしろにするつもりはないですが、最近の日本は閉塞感が強くて息苦しさを感じます。
譲り合いのできない、心に余裕のない大人が東京にはあふれていて、朝の通勤電車に乗ってる人の顔を見ていると、人生つんだような暗い顔をした人ばかり。うつろな目をして芸能人のゴシップをスマホで見てる人はそこに何を感じてるのでしょうか?
たまたまかもしれませんが、海外の人はいまだに東京を特別に感じてる人が多いと思いました。お世辞でも東京に行ってみたい、日本に行ったらここに行きたいと言ってくれる人ばかりで、そんな人に本当の東京やそこにいる日本人の姿を見たら、少しガッカリさせてしまうのかもと思ったり。
日本人は基本的に内弁慶で英語にコンプレックスを持ってる人が多いので、実際に日本にきた外国人が日本人にガッカリすることはないとも思っていますが。笑

世界は感動にあふれている
写真や動画で見たことがある場所や風景で好きなものがあるなら自分の目で見て欲しいです。その場にしかない空気感や躍動感、ライブで見るから感じられるものがそこにはあふれています。
モナリザの写真を見たことはあっても、ルーブル美術館で本物を見たらきっと「これがモナリザかー!」というような気持ちになるのは誰でも想像できると思いますが、自分が見てみたいものになればその感動はひとしおだと思いますし、もしかしたら今の日本人にはこういう体験が欠けているのかもしれませんね。

巨大なシャンデリアみたいだった夜空を照らすKLCC。

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